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日本のジャズ [日本のジャズ]

先日にジャズアンサンブルクリニックに参加した日の打ち上げ会でのことでした。
ドラムの先生の隣の席を確保し、張り付き状態で色々話を聞かせて頂きましたが、その中で日本のジャズのレベルという話がでました。
その先生は、「日本のジャズはまだまだ」みたいな考えをもっていらっしゃるようでした。
私は40~50年前なら世界で通用する日本人のジャズ演奏家が数人だったかもしれないけれども、現在は数十人規模の方が通用するほどになったのではありませんかといったのですが、ジャズ音楽はアメリカ人の国技みたいなものであること、従って子供のころからジャズ音楽に接する環境であること、カウントの数え方一つとってもワン エン ド、ツー エン ド、スリー エン ドというように一拍を3つに分解して数えること、そのような国民なので、年配者の方であっても教会にいけばゴスペルのアップテンポの曲の2拍、4拍の裏拍子で自然と手拍子を取り、歌い、踊ることができる。アメリカの大統領経験者のある方も尊敬する人はコルトレーンであると言っているし、高校・大学レベルのブラスバンドでも日本のプロのフルバンドより上手なバンドはゴロゴロ存在する等、なるほど私の認識が甘かったと言わざるを得ない納得する話でした。

納得する一方で自分のモチベーションが下がるので、正直あまり聞きたくなかった話だなと思いましたが、最後に日本の国技である相撲は外国人であるモンゴル人が横綱という頂点に君臨し大活躍をしている現在ですよね、アメリカの国技といっていいジャズ音楽でも日本人の実力は8合目くらいまでは到達しているのではないですかと希望的な意味も込めて言ったところ、「8合目くらいまではいってるかもしれないかな」とおっしゃってくれました。

その先生も、日ごろはほとんど英語のドラマを見ているといっていましたので、日本を代表するジャズミュージシャンになっても、ひたすら英語環境に身をおいて努力していることを知り、感銘を受けました。
一流の方の話・考えはやはり深く・重いですね。 クリニックそのものも素晴らしい勉強の場でしたが、打ち上げ会も「宝の山」でした。感謝

人生長くやってるといいこともある [日本のジャズ]

長年関わってきているジャズドラムの関係で、昨年の11月から5カ月間に渡るクリニックを受講しました。
講師の先生方は日本を代表する超一流と言われる方々で、なかなか直接指導を受けられる機会はありませんが知り合いのギターの方が朝早くから並んで予約してくれたことで可能になりました。感謝感謝です。

受講の感想は文字どおり「宝の山」でした。
ジャズ音楽についての一流の方の考えを窺い知ることができたこと、ジャズ音楽のプレーヤーとしての曲に対するアプローチの仕方、準備等、それからなによりも素人の演奏を真摯に純粋に聞いてくれる度量の大きさ・純粋さ、本番の演奏前に声を掛けてくれる、休憩時間にも関わらずアドバイスに来てくれる優しさ等、感動ものの連続でした。

演奏者同士も、日に日にお互いが曲に対する意見を述べ合い、一つの作品を共同で作り上げる雰囲気が高まり、曲をどう表現したいのか、曲の中のメリハリ・ダイナミクスをどうするか、即興的なところの出来栄えは等、演奏に対する共通認識を持てるようになってきました。

私個人のドラムについても、自信を持てる所と今後の課題についてバランスよく整理できました。
音楽の道も勉強・修行は一生ものであると思っていますが、正直今までは自分のドラムについてはあまり自信を持てない状態が続いていました。

しかし、今回のクリニックである程度の自信を持つことが可能になり、これは私の音楽人生において大きな出来事の一つになりました。
私の演奏を聴いて、先生方がいきなり「ドラムいいね。プロでやっていました?」といってくれたのです。
他の日には、「我々のクラスの人間が上手いねという人はいても、いいねーという人はあまりいないので、自信を持ってやっていけばいい」とも言われました。
打ち上げ会の日にも、あなたが増長してはいけないけど、本番のライブ(先生方の)の控室でも「私の話をしていた」といっていましたので、本当に私のドラムを気に入ってくれたのだと思い、その時には、もう「天にも昇る気持ち」になりました。

今回のクリニックは私の音楽人生のハイライトになりましたが、決して増長せず、長所と表裏一体の課題点も忘れずに、謙虚に学んでいこうと思っています。 ほんとうに人生長くやってるといいこともあるんですね。


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